股 関 節


  股関節周辺部のみの症状の場合     弾発股 腸脛靱帯炎 の併発も多い
 
 トリガーポイント等の起因は非常に少なく、圧倒的に関節の不具合、軽い衝撃などの起因で
  大腿骨頭の微妙な変位が鈍痛、つまり感、可動域不足が生じます。
  筋群 関節の矯正をしないと、筋群のケア、ストレッチだけでは、不快感が残る場合が多い。
  



腸腰筋は、インナーマッスルとしてよく知られていますが、骨盤 股関節の作用にも深く関わり、S字湾曲 姿勢 ぎっくり
腰とも関係する安定筋でもあります。



ここが、硬く縮んでいるのか、 或いは 伸ばされすぎで
弱化しているのか見極めが重要です。

      腸腰筋     腸骨筋 大腰筋 小腰筋 の総称



    変性による股関節痛の例 タイプ


   歩行での痛みの他、評価の基準として、

   屈曲や内旋位で痛みがでる ・・・ 大腿骨頭の前方すべりを伴う外旋の疑い

   外旋位あぐらで痛みがでる 大転子つっぱり感 ・・・後方すべりを伴う内旋の疑い

   伸展位での痛み   ・・・  腸腰筋等前部筋群の障害  (最も割合が少ない)

   じっとしていても痛む ・・・ 梨状筋等の骨盤帯形成部の筋群 靭帯の障害

                    仙腸関節 腰仙関節 における障害

                    先天性(脱臼 臼蓋形成不全)障害の疑い                                                       

  ※ 他 外旋位からの内旋が痛い 外転した体勢からの内旋が一番痛む

      屈曲+内転+外旋のみ痛い 屈曲しようとする途中に痛みはあるが

      可動域終点(完全屈曲)では痛みはない など複雑なものも多い。



       先天性股関節症の例

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   股関節障害の痛みは、慢性化に伴い筋肉 靭帯の痛み トリガーの形成を二次的に

   発生させ痛みを増しますが、根本原因は、関節面の不具合にあります。

   空手の回し蹴りのやり過ぎ等股関節の過駆使 筋弱化や出産等による骨盤

   の過弛緩での関節包障害でもよく起こります。