腰椎の過伸展=腰椎の過前湾曲

 

  腰椎の過伸展により、腰痛・下肢の痛み・肩こり症状が発生している人の割合

 は以外に高いといえます。

 特徴としては、仰向けでの体勢で寝ると腰が痛い、後そりが姿勢がツライ、

 揉んでもなかなか楽にならない、骨盤が前斜しがちなので、胃腸が押し出される

 気がするときがある、重症の場合、横隔膜の緊張の為、呼吸がしにくい事が

 ある、肋骨に違和感がある、腹部がつっぱったり、お腹が出気味 など。

 腰椎の過伸展している場合、もんだりマッサージでは効果がみられません。

 骨盤を前下方に押しこみ骨盤調整することは、絶対に禁忌です。

 大腰筋・腸骨筋・ハムストリングの影響が大きく、まずこれら筋群の調整後

 前湾している椎骨を押し戻し、仙腸関節調整・骨盤の前斜を戻しさらに、

 日常でのくせ付けが必要です。

 当然、頚椎・胸椎の生理的湾曲も連動しているので、同時に調整しなければ

 なりません。

 過伸展(前湾過剰)の他の特色・傾向

 股関節痛 O脚 前方大腿部の痛み 腹筋弱化 骨盤付近の痛み

 生理痛がひどい 膝痛 などを伴うことも少なくない

 

   過剰前湾が進行すれば、仙腸関節障害 椎間関節症 などの二次障害の

    危険率も高くなってきます