ヘルニアの痛みには仙腸関節調整
ヘルニアそのものが直接激痛を起こす割合は非常に少ない事が明らかになって います。ヘルニアの存在部分に手を当て神経の痛みが走る場合以外は、殆ど 腰椎から骨盤に絡む筋・靱帯の痛み、股関節・下肢への放散痛・しびれという形で 発生します。この場合しばしば坐骨神経痛などという症状名を付けられますが 骨盤から下肢に痛みが放散している為に、神経ブロック注射を腰部に何本うっても 効き目が感じられないことも多いと思います。 まず、ヘルニアが腰椎4番と5番の間にある場合(最も多い)、5番と仙椎1番の間に ある場合、外側から神経根を圧迫する場合(右側に位置する場合、右に側屈すると 痛む)、内側から神経根を圧迫す場合(右側に位置する場合、右に側屈した方が楽) 、左右どちらにあるか等で、細かな症状や治療法は異なります。 この時期は、ヘルニアの痛みが放散しているために下肢に繋がる神経の圧迫と なり、ヘルニア存在部の位置により、大腿やふくらはぎ、坐骨神経に痛みなどを 感じます。 この痛みを軽減するには、骨盤・股関節付近にまつわる筋肉・靱帯を調整する事 です。その方法は、仙腸関節調整する事だと考えています。 仙腸関節を調整し、下肢の痛みを軽減させた上で、どれくらい痛みが残るかと いう事です。下肢の痛みが軽減してもなお、腰部ヘルニア部分の痛みが気になる 様なら、腰部の関節を調整、さらに大腰筋を調整し、腰椎関節に緩みをもたせます。 30歳を過ぎれば多くの人にヘルニアが確認されます。そのうち痛みを感じる割合は 僅かです。ヘルニアそのものよりもヘルニアがどういう経路で他神経に痛みを与えて いるかが問題であると考えます。 |